
原宿の真ん中にこんな大空間のレストランがあるなんて……
380平米あるという広さのフロアに約6mの天井高。
しかも開口部は一面ガラス張りだから明るくて開放感たっぷり!
ロケハンに来る制作者の方々も「これはロケに使われるワ」
と一目見て納得するほど。
― これだけの広さがあれば建てこみもしやすいのでは?
「そうですね、建てこみOKです。でも、これまでの撮影はほとんど本来のレストラン仕様をいかしつつプラスαの装飾程度で行われていますよ」(ベニーレ ロケ担当)。
フロアの中央に置かれているモンツリーが適度に映り込む感じも評価されているのだとか。
なるほど、いい感じ♪

都心が一望。ビルの5階のオープンテラス
もうひとつの必見ポイントはテラス席。
春から夏にかけ撮影希望が増えるそう。
わが編集部が発行する『ロケーションジャパン』でも以前、表紙の撮影でこのテラスを使わせていただきました。
ベニーレさんのテラスは広さはもちろんのこと、まわりにビルがなく、抜けのいい景色が撮れることでも評価が高い。都心をこれだけ見渡せるテラスは希少価値かも。
ちなみに背景に見えるのは東京ミッドタウン。
夜景も綺麗だそうです。

メイク室も控え室もあります
右の写真は6階の個室。
普段は少人数のパーティに使われる個室が、ロケの際にはメイク室に早変わり。5階のメインダイニングで撮影を行い、6階をメイク室や控え室に使うパターンが多いとか。
ハウススタジオのように「店内を丸ごと使える」、この使い勝手のよさも高評価のポイント。
― メイク室のセッティングはどなたが?
「店のスタッフが行います。求められたシチュエーションですぐに撮影に取り掛かれるようスタンバイは完璧にしておきます」。
場所を貸すだけでなく撮影環境も整える。そのためにも制作者の要望に沿えるよう事前の打ち合わせをしっかりと行っているそうです。

スタッフの皆さんもロケの受け入れに積極的
「スタッフにはロケの受け入れが店の重要なサービスであることを入社時のガイダンスで伝えています」。
制作者も役者も一般のお客様と同じ大切なゲスト。同じスタンスで接することが徹底されている。
「(制作者が)納得されるまでロケハンを受け入れます。撮影の際も困った時には対応できるよう、基本的に立ち会いは最初から最後まで」。
ホスピタリティを重視するベニーレさんにはもともと接客やマナーを学ぶ社員教育の仕組みがあり、定期的に研修を行っているとのこと。
気持ちが和らぐ笑顔、さりげない気遣い。なるほど、スタッフは皆、接客のエキスパートなのですね。
ベニーレさんのロケ実績が年々増えているのは、このホスピタリティにあると実感!

打ち上げや誕生会、懇親会の利用もアリ!
前出のメインダイニングは打ち上げと称する業界のパーティにもたびたび利用されています。
「最大250人まで入れて、しかもホテルのようにかしこまった雰囲気にならない」、そんな点が人気の理由のひとつ。
最近では店内の150インチ大型スクリーンで、ドラマの最終回を観ながらの打ち上げが行われたとか。
「撮影も打ち上げもできるお店として、今後もPRしていきたいですね。料金面でのご相談にも応じますよ」と支配人の西村さん。
ロケによし、打ち上げによし。一度ロケハンに行って損はない。そんなお店、原宿のベニーレベニーレさんでした。
取材を終えて
着々とロケ実績を積み重ねるお店として定評があるので、人気の秘訣を聞きに楽しみに取材に出かけました。印象に残ったのは「(作品を)一緒につくっていくという気持ちを大切にしている」というスタッフの方の言葉。飲食店としてできることを通じて全力で撮影をサポートするというお店の方針に、何事もスタートはその“姿勢”にあるのだな~と勉強になりました。
【ロケなび隊 あらきさとこ】
2009年5月 1日
編集/あらきさとこ