ロケなび隊が行く!タイトル
季節を問わず需要が高いのが住宅街でのロケ。しかし周辺環境の状況によってなかなかスムーズな撮影ができないことも多いのでは? そんな中、リピーターが増え続けているという話題の住宅街にロケなび隊が潜入取材! 県条例の緑化計画で美しく閑静な「白岡ニュータウン リフレの杜」が、人気の理由とその魅力について撮影担当の総合地所株式会社・安井さんに詳しくお伺いしました。



ロケへの理解が深い住民に支えられている“画になる街”

―実際にどういったところが撮影隊に喜ばれますか?

「撮影の受け入れを始めてから7年目になりますが、ロケに来た皆さんはまず住民の好意的な反応に驚かれます。住宅街で撮影をする場合、クレーム対応や人止めなどに相当苦労されているとお聞きしますが、ここでは「ここまでスムーズに撮影できるとは!」と皆さんに喜んでいただいております。」



―住民の皆さんの好意的な姿勢は、どのようにして生まれたのでしょうか?
「実は住宅を購入される際には、必ず撮影についての説明をしています。元々理解された上でこの街に住まれ、撮影を楽しみにされている方が多いというわけです。
これまで数多くの撮影を受け入れてきていますので住民の方も慣れています。撮影への理解が深く、見物人が大勢集まってくることもないですし、撮影中に人止めが必要になることもないですね。 中でも思い出に残っているのはTBSドラマの『佐々木夫婦の仁義なき戦い』のロケです。街並みと集会所を中心に撮影が行われました。1週間前の告知で、それも長時間にわたるロケだったのですが、40人もの住民のみなさんに集まっていただきました。誰もが「間近で稲垣吾郎さんや小雪さんを見られた!」と感激されていましたね(笑)。急な話でもエキストラ出演を快く引き受けていただいたり、みなさん楽しんでいらっしゃるようですよ。」


49万㎡の敷地! その中の人気のスポットは…

―現在随時撮影ができる住宅(モデルハウス)は4棟。
そのほか集会場、空き地、道路、公園などもよく使われるそうですね。
(※「空き地」以外は各所への事前申請が必要です)
「ドラマやCMでは、30代半ばの夫婦が住む“新興住宅街”という設定で、街並み全体から住宅内のリビング、玄関などでよく撮影されています。
この近辺には病院や駄菓子屋があるのですが、「そこでも撮影の交渉ができますよ」という情報を何度も撮影に来られている制作の方にお聞きしました。住宅でのシーンを撮ってから、周辺のお店などで続けて撮影を行う方が多いようですね。撮影隊の方々のほうが、私よりも近辺情報に詳しいかもしれません(笑)。
また、住宅街の所々にある空き地はすべて弊社の敷地になりますので、自由にご利用いただけます。撮影以外に駐車場としても利用もできますし、機材車など10数台で来られる場合も問題ありません。例えばゼネ車を住宅から離れた空き地に置けるので、クレームなどの問題が起こりにくい点も喜んでいただいています。」

―モデルハウス内で撮影する上での注意点はありますか?
「基本的にはしっかりと養生していただければ問題ありません。以前CMの撮影で大きなベッドを持ち込んで撮影することがありましたが、そういった家具や機材の持ち込みも室内に傷をつけない配慮をしていただければ、対応させていただいております。住宅の中には家具付きのタイプもあれば、家具なしのタイプもご用意してありますのでご相談いただければと思います。特に広いリビングのあるタイプの部屋が撮影に人気です。」


驚きの使用料! 急なロケにも対応するサポート体制

―受け入れについてはどのような条件があるのでしょうか?
「つい先日「今から(撮影)大丈夫でしょうか?」と連絡があり、元々お知り合いの制作の方だったのですぐに対応させていただきました。立地も埼玉というと遠いイメージがあるようですが、実際には都心から高速で約40分ほどですから「意外と近い」とよく言われますので、急な撮影のご相談もありますね。
次に使用料ですが、多少のクリーニング代のみで基本的には無料でご利用いただいています。というもの弊社が撮影を受け入れている目的は、街のイメージアップにつながることを目指しているからです。使用料の代わりにタイアップの交渉、とまでは難しい場合もありますが撮影風景の写真を提供していただくなどのご相談にのってもらっています。
あとは撮影が行われた周辺の住民の方への感謝の気持ちですね。どの制作の方も礼儀正しい方ばかりで、事前事後の挨拶、特にお礼などもしっかりとしてくれるので安心しています。皆さんのお気遣いがあるからこそ、住民の協力的な気持ちが生まれているのでしょうね。」

―使用料が無料というのは制作の方にとってとてもありがたいことですね!
撮影時間についてはどの程度対応していただけるのですか?
「事前に周知をしていただければ早朝・深夜帯の撮影に対応できる場合もあります。あとは住民の方の迷惑にならないようライティングの向きや、先ほどもお話しました方法でゼネ車(電源車)の音などにも配慮をお願いしています。
ロケハンについてもご一報いただければ、私が不在の場合でも自由に見ていただくこともできますよ。」

―受け入れ条件も良いと評判ですが、具体的に教えていただけますか?
「まず立地ですが“意外と近い”とみなさんよく言われます。埼玉というと遠いイメージがあるようですが、実際に都心から高速で約40分ほどですから、あっという間ですよ。つい先日も、「今から(撮影)大丈夫でしょうか?」と連絡がありましたが、信頼している制作の方だったので、すぐにご対応させていただきました。
次に使用料ですが、基本的に無料でご利用いただいています。というもの弊社が撮影を受け入れている目的が街のイメージアップを目指しているからです。2次利用の使用とまでは難しい場合もありますが、撮影風景の写真は提供していただいています。あとは撮影が行われた周辺の住民の方へのお礼ですね。どの撮影隊の方も礼儀正しい方ばかりなので安心しています。撮影隊のみなさんのお気づかいが住民を協力的な気持ちにさせていると言えます。

―撮影時間は応相談とありますが、どこまで対応していただけるのですか?
「事前周知をしていただければ早朝・深夜帯の撮影に対応できることもあります。あとは住民の方の迷惑にならないようライティングの向きやゼネの音などにも配慮をお願いしています。」 あとロケハンは私が不在の場合でも一報いただければ、自由に見ていただくことも可能です。


スムーズな撮影の秘訣は、事前・事後の確認

―住宅街として新旧の画が撮れ、住民の協力もある。
撮影の条件はとても親切ですが、撮影時には何か問題が起こらないよう注意されていらっしゃることはありますか?
「事前のチェックを徹底して行うことです。撮影にお貸ししているモデルハウスは弊社の大事な商品ですので、傷や汚れなどは随時チェックしています。また万が一の状況もありますので、撮影前に誓約書に一筆書いていただいております。
どの制作の方もその点には快くご協力いただいていますし、初めと終わりのみチェックさせていただき、後は何か問題があればいつでも電話で対応させていただいています。」




協力姿勢は今後も続く! 信頼関係によって柔軟に変化

―これまでの経験を活かして、どのような対応を目指していきたいですか?
「できるだけ(制作の)自由度の高い撮影ができるようにすることですね。現在でも作品内容は相当のネガティブなシーンでない限り受け入れています。
お互いの信頼関係を築くために今後も快く協力させていただきたいと思っています。
繰り返し利用していただける方も多くなっておりますし、撮影するたびにより信頼も深まり私達の対応も更に柔軟になっていきますね。
私の方からも様々な制作現場の情報などをお伺いし勉強させていただいていますので、これからも内容のご相談から急な調整まで、お気軽にご相談いただければと思います。」




取材を終えて
協力的な住民、住宅以外もまとめ撮りできる魅力的な街並み、安井さんの柔軟な対応とここまで撮影隊に嬉しい条件が揃えば、人気が出るのも納得! どんなに素晴らしいロケーションも様々な問題から撮影ができないこともしばしばですが、この「白岡ニュータウン リフレの杜」は住民協力の上でロケの応援をされている好事例だと思いました。
撮影をする制作側と、このようなロケ地を提供する施設側が気持ち良くマッチングできるように、ロケなび!もますます尽力していきたいと思います。ご協力ありがとうございました。

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2009年11月13日

取材・編集:斎藤奨/吉田博詞/山中純子

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