ロケなび隊が行く!タイトル
銀座のビル街に位置するバー&ダイニング「砂漠の薔薇」。都心での撮影時に懸念される駐車場の問題など、最高の立地とは言い難い。そんな立地でありながらも、ロケの問い合わせが絶えないというお店の魅力を撮影担当の寿さんに詳しくお話を伺いました。

まとめ撮りもOK。すべてが画になるゴージャスな空間!

―具体的にどういったところが撮影隊を惹きつけている のですか?

「撮影場所のバリエーションの多さだと思います。660㎡の店内にアイランドバー(写真1)、ダイニング(写真2)、レッドバー(写真3)、VIPソファラウンジ(写真4)、2種類のカラオケ付き個室と全部で6つの異なるイメージの空間をご用意しています。シチュエーション別にほとんどのスペースを使用する撮影もありますし、この場所だけという風に短時間で撮影される場合といろいろですね。」

―なかでもどのスペースが人気なのですか?

「特に多いのは、カウンター周りとソファラウンジですね。
ファッション誌のスチール撮影では必ずと言っていいほど、モデルさんがカウンター越しにグラスを傾ける画が撮られています。 他にもカウンターの上にミラーボールが設置してありますのでこれを使用してPVの撮影も行われました。 ソファラウンジの場合は、他のスペースと比べてやや照明を落とし気味にしたしっとりとした空間なので、まさに高級クラブもしくはバーといった雰囲気で撮られることがあります。 ラウンジは上段の席を仕切りで区切っているのですが、撮影している隣の席をモニター置き場にするなど、使い勝手が良いと喜んでいただいています。」

「自由に撮影してもらいたい!」協力的な態勢も人気の秘訣

―寿さんが撮影の立ち会いで意識されていることはなん でしょうか?

「基本的にはすべて撮影隊の方に“ご自由にどうぞ”とお任せしていますね。あとはその都度、現場で求められたことにできる限り応えられるようにしています。 先日某ドラマでダイニングでの食事シーンが撮られたのですが、実はダイニングの壁面には印象的な薔薇の絵が描かれています。すべてのテーブル、椅子を移動して異なる雰囲気で撮りたいという要望にももちろんお応えできますし、ほかにもミラーボールに当てる光を様々な色に変更するなど、細かい機材の操作・調整などにもお応えしています。 それから “消えモノ”の対応もOKです。事前にメニューから指定していただければ、当店のシェフが腕をふるってご用意します。何でもご相談いただければ、ご協力できる範囲も広がります。」

これまでの撮影経験からの今後の工夫

―ロケを受け入れ始めて3年目になられるとお聞きしますが、これまでの経験で培った、受け入れ時のポイントなどはありますか?

「“できる限り要望にお応えする”という部分の線引きになると思います。こちらとしても開店ギリギリまで撮影に利用していただけることが嬉しい半面、本業に支障がでることは避けなければならないですから。
例えば以前、スモークを使った撮影が伸び、最終的に開店時間には間に合ったのですが、多少スモーク独特の匂いが残ってしまったことがありました。またPVの撮影時でしたが、昼間の静かな時でしたので楽器の大きな音に対して上下の階からお叱りの声を受けたこともありましたね。 こういった様々な経験をすることで、「撮影時間が延びるかもしれないとか「音出しってどれくらいの大きさか?」など、こちらも予測ができるようになりました。リスクが考えられる場合はお断りするのではなく、曜日や時間帯を調整するなど、こちらももっと工夫していき、これからは更に様々な撮影にお使いいただきたいですね!」

実はこんなサービスも!?

―他に撮影隊に喜ばれることは何かありますか?

「ロケなび!クーポン欄にある「ワンドリンクサービス」はバーでのシーンを撮るときには必ずドリンクが必要になりますので、喜んでいただいています。長時間の撮影になる場合は、思い切って1ボトルご提供したこともありました(笑)
飲食類だけではなく、食器類だけ無料でお貸出しすることもよくあります。あとはあまり堂々とは言えませんが…一番喜んでいただけるサービスはお店の使用料金のディスカウントですよね(笑)。いつでもお応えできるわけではありませんが、条件付きで特別に対応させていただくこともあります。」



お店側にとってのロケの魅力って?

―ロケのメリットはどんな点ですか?

「一番は“空間の有効活用”ですが、ロケによる反響の大きさは驚かされることが多いですね。 以前、某バラエティ番組で撮影に利用していただいたのですが放送直後のHP閲覧数の伸びや翌日の来客数の多さに本当にビックリしました!
ほかにもよく撮影に使ってくれている某ファッション誌では、通常クレジットなどの掲載はないのですが編集部側からのご厚意でお店の紹介をしていただいたこともありました。こちらの想像以上に撮影隊の方々が、お店に気を配っていただけるので嬉しいですね。
お店にとっての利点もそうですが、私自身が楽しんでロケに対応させていただいておりますので、これからも多くのご相談にお応えしていきたいと思っています。」

取材を終えて
異なるテイストのスペースが複数あり、1店舗内で数店舗分の撮影ができるという点が「砂漠の薔薇」の最大の魅力だと思います。そして寿さんの誠実なお人柄も、どんな方でも相談しやすい環境作りに繋がっているのでしょう。
お店では(一般のお客様から)パーティのご利用も多いそうで、細かい要望に応えられてきた姿勢が、ロケ対応にも活かされているのではないかと感じました。
「砂漠の薔薇」のような撮影場所をこれからもっと増やしていけるよう、ロケなび!もしっかりとサポートしていきたいと思います! ご協力ありがとうございました。

→ この施設の情報をもっと見る

2009年12月15日

取材・編集:斎藤奨/山中純子

ロケなび隊が行く!へ戻る