ロケなび隊が行く!タイトル
サッカー場として日本代表の国際試合も行われる63,700席のメインスタジアムのある大型施設。
試合のない平日の時間調整がしやすく、撮影使用料も安いという点に加えて、
多様なシーンが撮れると、いざという時のロケ地ストックに入れている制作者も多いのだとか。
一体、どんな撮影スポットがあるのか?『埼玉スタジアム2002』さんに潜入取材してきました。
都心から車で1時間以内のアクセスの良さと、静かな環境、
バリエーションたっぷりの画が撮れるスポットとして人気の『埼玉スタジアム2002』。
今回は、こちらでロケ対応のご担当をされている川上正剛さんにお話を伺いました。

世界に誇れるサッカー場ロケで作品に臨場感を!

― 最近よくサッカーの国際試合などが行われて、メディアに登場することも増えてきているかと思いますが、これまではどのような撮影がされてきたのですか?

「施設の目玉でもあるメインスタジアムは、CMやスポーツ系ドラマのオープニングシーンなどに登場しました。ほかには、スチール撮影なども受け入れています」

― メインスタジアムでは、どのような撮影が多いですか?

「メインピッチでの撮影……と言いたいところなんですが、実際はスタンドやコンコースで撮影いただくことが多いです。
ピッチ上での撮影のお問合わせはたくさんいただくんですが、全面天然芝なので管理の問題上、お応えできない場合もあります。世界的にも評価の高いサッカースタジアムなので、ぜひ撮影していただきたいとは思っているのですが……。
名だたるサッカー選手たちが利用する選手控え室や、VIPラウンジ、映像調整室など、バックヤードの撮影は、試合がなければ調整しやすいので、本物のサッカー場ならではのリアリティのあるシーンを撮れます。」


ロケ地ストックに入れたくなる!バリエーションたっぷりな撮影スポット


― メインスタジアムの迫力もすごいのですが、敷地が広いので周辺でもいろいろな撮影ができそうですね。

「そうですね。制作者のみなさんは、ロケハンの際に本当によくご覧になられていて、その時の作品では撮影に至らなかったとしても、別の作品で『こんなところありましたよね?』とご連絡いただいたりすることもあります。ですので、ロケハンの際は、時間の許す限りいろいろな場所をご案内するように心がけています。」

― 実際、どんな場所がどんなシーンで使われてきましたか?

「よくあるのが、館内の長い廊下やエントランスを、病院や空港などの公共の場所に見立ての撮影です。他には、大きな劇場や商業施設の警備室の設定で、モニターの並ぶ映像操作室でロケを行ったこともあります。アクション作品では、大きなパイプが何本もある機械室でも撮影がありました。
意外な場所で、最近撮影が多いのがスタジアム1Fにあるデッドスペースです。コンクリートの無機質な空間が、非日常のかっこいい画になるとPVや刑事ドラマ、特撮などのスタッフに好評です。
スケジュールや場所の調整は必要ですが、セットの建て込みや、飾り込みをするような、数日かけての大規模撮影にも対応しています」 」


スケジュール調整しやすく長時間の撮影も安心

― サッカーの試合と撮影の調整は難しくないのですか?

「試合やイベントによる稼働は週末が多いので、平日の撮影でしたら調整が可能です。長時間の撮影も、お気軽にご相談いただければ調整しますし、早朝から深夜まで、なるべくご希望のお時間に沿えるようにしたいと思っています」

― 役者さんやエキストラ、スタッフの控え室はいかがですか?

「これだけ大きい施設ですので、広さや仕様も様々に利用できるお部屋が10部屋ほどあります。ご利用料がリーズナブルな大きな会議室から、出演者やCMのクライアント様向けのソファがある応接室風のお部屋まで、幅広く用意していますので安心して撮影いただけます」




大規模撮影から小規模撮影まで、おいしいロケ弁の用意も

― 長時間の撮影や、大規模撮影をするとなると食事に困ることも多いと思うのですが……。

「都心からさほど遠くはないとは言っても、普段ご利用のロケ弁屋さんに配達してもらうことも難しいと思いますので、お弁当の発注もご相談いただければ対応できます。普段からイベントがある時などにも利用している地元のお弁当屋さんがいくつかあるので、代金や内容などご相談にのることもできます」




よい作品を作るため、ロケ場所として最大限サポート

― 本当にたくさんの撮影スポットがあるポテンシャルの高い施設ですね。

「ロケハンに来ていただいて制作者のみなさんとお話していると、今まで何とも思っていなかった場所が画になる場所だったりして、新しい発見も多いです。わたし自身、ロケ担当として、他の仕事とは違うおもしろさを感じています。
撮影に関わらない当施設のスタッフも、自分の仕事場がドラマやCMに登場することをとても喜んでいるので、これからもできる限り撮影を受け入れていきたいです。
スタッフのみなさんが安心して撮影できるよう、粉骨砕身がんばります!!」



このインタビューでは紹介しきれないくらい、敷地内にはまだまだたくさんの施設やスポットがありました。
ぜひ、ご担当の川上さんに案内してもらいながら、ロケハンをしてみてください。

【取材を終えて】
「よい作品作りのお手伝いをしたい」と、川上さんご本人が楽しみながらロケ対応されていることが伝わってきました。スタジアム周辺には11月中旬からイルミネーションが点灯するもみの木の広場など、ロマンチックなスポットもあるのでこちらも注目です。(ロケなび隊 田淵智子)



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2010年11月1日

取材・編集/田淵智子・吉田博詞

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